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とろけるマグロの炭火焼き

〜レアとしっかり焼き、2つの極みを食べ比べ〜

この日は、海鮮をテーマにした七輪タイム。
スーパーで見つけたのは「加熱用のマグロブロック」。
価格はなんと580円。
このサイズでこの値段なら破格だと感じて、迷わずカゴへ。

正直、焼き魚としてのマグロにはあまり良いイメージがなかった。
「焼くと硬くなる」「パサパサして旨みが抜ける」——
そんな印象を七輪で覆せるか、実験気分で挑戦。

七輪の上で焼き比べ開始

炭をしっかりおこして、網にマグロをのせる。
まずはレア焼き狙いで片面を軽く焼き、中心がまだ赤みを残すくらいで引き上げ。
続いてもうひとつは、しっかり火を通すようにじっくり焼いた。

炭火の熱がマグロの表面をパリッと焼き上げ、
中の脂がじわっと溶け出して香ばしい香りが立ちのぼる。
この瞬間がたまらない。

レア焼き:弾力と旨みのバランス

箸を入れると、中心はほんのり赤く残り、口に入れると心地よい弾力。
マグロ特有のコクが強く感じられ、
まるで肉のような食感で「これもアリだな」と思わせる。
噛むほどに旨みが出て、食べごたえのある仕上がり。

しっかり焼き:とろけるような極上食感

次にしっかり焼いた方を食べると、
一口で「おっ」と声が出た。
外は香ばしく、中は驚くほどしっとり。
レアよりもむしろとろけるような柔らかさで、
炭火の遠赤外線がじっくり熱を入れたことで、
中の脂が均一に溶け、旨みが全体に広がっている。

焼き魚というより、もはや炙りトロのような贅沢さ。
これが580円で味わえるなんて、思わず笑ってしまうほどの満足感。

まとめ

レア焼きは旨みの濃さと弾力を楽しめる一方で、
しっかり焼いたマグロは“とろける幸福感”が段違い。
個人的には後者に軍配。

加熱用ブロックのイメージが完全に覆されるほどの美味しさで、
七輪の遠赤効果がマグロをここまで変えるとは思わなかった。

見つけたら即買い推奨。
七輪を持っている人なら、絶対に一度は試してほしい。

すすめ度 4.3/5.0

①味
②七輪との相性
③煙と臭い

炭火が生み出す“マグロの新境地”。
この580円の一皿が、海鮮七輪の可能性を広げてくれた。

① れすくん好みか
② 食材の良さをひきだせているか
③ 煙と臭いの届く距離 5:1mくらい 4:3mくらい 3:5mくらい 2:10mくらい 1:それ以上

※個人の感想です、特に③近隣にご迷惑とならないよう自己責任で判断をお願いします。

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