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初めて七輪を使った日のこと

七輪に憧れを持っていた自分が、はじめて実際に火を入れたのは、予約して使えるBBQスペースでした。
当時の彼女(今の嫁)と一緒に、エビ、干物、しいたけを持ち込んで挑戦。

最初に驚いたのは「ふっくら感」
BBQ用の鉄網グリルとはまるで違って、同じ食材なのに仕上がりが別物でした。
エビは殻ごとバリバリ食べられるほど香ばしく、干物は身がほぐれるように柔らかい。
でも一番感動したのはしいたけ。
噛んだ瞬間にじゅわっと広がる旨みと水分量に、2人して「こんなに美味しいのか!」と声をあげてしまいました。

ただ、良いことばかりではありません。
帰りの片付けは本当に大変。
七輪はすぐに水で冷ませないので、車に積むまで冷めるのを待たなくてはいけない。
仕方なくその間は、どんぐりを拾ったり散歩したりして時間を潰しました。
あの「片付け待ち」も今では懐かしい思い出ですが、当時は正直ちょっと手間だと感じたのも事実です。

でもその日の夜、振り返って思い出したのはやっぱりしいたけの衝撃。
あれほどジューシーなしいたけを食べたことはなく、「七輪をもっと身近に使える生活ができたら」と強く思った瞬間でした。

この体験が、自分にとって七輪生活のスタート地点です。

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