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家づくりで七輪スペースをどう設計したか

七輪を家で楽しむ──そのために一番大事なのは「スペース作り」でした。
限られた土地、予算、そして近隣への配慮。そのすべてをどう両立するかで悩み抜いた体験を書きます。

最初はルーフバルコニー七輪を考えていた

広い庭を取ろうとすると土地代が高い。
そこで最初に考えたのは「狭めの土地でルーフバルコニーを七輪スペースにする」方法でした。

ただここで問題が。
バルコニーを広くするためには「塔屋(階段上り口)」を作る必要があり、それがあると法律上は3階建て扱いになってしまいます。
結果、建築費用が大幅に高くなる…。

そこで苦肉の策として、2階リビング+大きめバルコニーにして七輪を置こうと計画していました。

思わぬきっかけで庭七輪へ

そんな時、偶然にも隣家が空き家となり、その土地を安く買えることに。
結果、狭い土地でルーフバルコニー七輪にするのではなく、しっかり庭を確保して「庭七輪」を前提に設計を進められることになりました。

近隣との距離をどう確保するか

庭七輪で一番気を使ったのは「煙やにおいが近隣に迷惑にならない配置」です。
• 家をL字型に配置
 内側に七輪スペースを作り、2方向は家で囲うことで物理的な距離と遮蔽を確保。
• 残りの2方向は駐車場と道路
 近隣との接触面を避けられるように配置。
• フェンスを設置
 開けている側には2メートルのウッドフェンス(自作・人工木)を建て、目隠しと距離感を強化。

実用性のための工夫

• 屋外用ライトを建物に設置 → 夜でも快適に七輪ができる
• コンセントを2口設置 → 電気式ランタンや扇風機なども使える

こうして「近隣を気にせず、しっぽり七輪を楽しめる庭スペース」が完成しました。

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